どこまでやるか、町内会
以前の町会では会長、副会長などに従事。。今の町会では副会長。。何もやらない人もいるとは思うのだけど私は何かと町会活動に縁があったりする。。
以前の町会はひととおりの役員もいたがほとんどが会長一人で切り回していた。。私の前の会長がそのような人だったからあとを引き継いだ私は大変だった。。
今の町会の副会長役になってから思ったのは「ところ変われば品変わる。。」ということ。。今の町会では会長になるべく負担をかけない。。という発想から周りの役員たちでできるだけのことをする。。これはこれで大変よいのだが反面、肝心の会長が何も知らないままでいる。。という弊害?も生じているようだ。。
二つの町会を比べて大きな違いは祭りの取り組み方。。前町会では「子供のための祭り」というコンセプトのもとおおぜいの有志が集まって毎年盛大に、かつ、ささやかに取り組んでいた。。そのチームワークは見事だった。。
今の町会の祭り規模は比べものにならない程大きい。。なにせ駅前ロータリーを貸しきって行うくらいだから。。ただ、内容的には伝統的なものが多く、子供たちや若い人たちの方を向いていないのではないか。。というきらいはある。。
どこも同じとは思うが今の町会では今後を見据えて少しずつ改革を進めている。。昨年度の役員は地区割りの見直しを行い今年度の総会で承認された。。1地区あたりの世帯数を増やすことによって班長とか地区委員のローテーション緩和が目的。。
我々今年度の役員はこれを受け継いで6名減った地区委員の役員業務を見直す。。副会長は4人もいらないのではないか。。防災担当の副会長は防災部長とするべき。。等々。。
これに伴いこれからの町会活動、町会運営はどうあるべきか。。の話し合いも頻繁。。
そんな中、本屋でふとこの本が目に留まった。。ごく自然にレジに向かう。。
読んでみると日本全国の町会。。どこも同じ問題を抱えているようだ。。
著者は九州に住み町内会長などの経験もある「紙屋高雪」氏。。評論家なのか批評家なのか。。
本書で一貫して述べられていることの骨子は「あとがき」に簡潔に述べられている。。「町内会の事業をリストラする考え方の基本は、コミュニティ意識(お隣さん意識)を育むという点さえ確保できれば、あとはどこまでも削ってよいということです。町内会は任意団体であり、住民に対して責任を負っている組織ではないからです。」(P.230)
この本で述べられているような「町内会が行政の下請けになっている」ことって由々しきことだ。。と思う。。著者が言いたいのは、本来は行政サービスで行われなければならないことが町会組織の仕事になってしまっている。。ということ。。
たとえばゴミ出しの問題。。ゴミ集積所は町会管轄という例があるようだ。。これについては、ここ八王子では該当しない。。ある時期から完璧な戸別収集となっている。。戸別収集ということは有料収集ということなのだが。。市に税金払っているのにゴミとか下水とか有料かい?とは思うのだが、まあいい。。
行く先々で町会と関わりを持ってしまっている私だが、思うところは一つ。。みんなが楽しく生活できるような町になればいい。。
あるとき、アメリカ生活の長かった帰国者に尋ねたことがある。。「アメリカでは町内会のような組織はないんですか?」
その答えには思わず納得できた。。「ありませんね。。アメリカでは日曜日になると教会に集まりますから。。教会が地域のコミュニティーの場となっています。。」
なるほどな。。ところ変われば品変わる。。

この記事へのコメント